練習に励むメンバー

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名物 木遣り踊り磨き 7月 いなみ太子伝観光祭

北日本新聞(2019年6月21日)

■リズムに合わせ動き確認

 南砺市井波地域の木遣りの唄と踊りを伝承する「井波木遣りの会」のメンバーが19日夜、7月27日に同地域中心部で行われる「いなみ太子伝観光祭」の町流しと奉納踊りに向け、練習を始めた。メンバーは「観光祭が華やかになるように頑張りたい」と意気込んでいる。

 木遣りは江戸時代に焼失した瑞泉寺再建のため、材木を運搬した際に響かせた唄が起源。男性が采配を、女性が扇子を手に踊る。町流しと奉納踊りは毎年行われ、太子伝観光祭の名物として親しまれている。

 19日は、子どもから大人まで約40人が南砺市井波八乙女体育館に集合。采配や扇子を振り上げる所作などを一つ一つ確かめた。少しずつアップテンポになるリズムに合わせ、力強い動きを見せていた。

 練習は、6月に週2回程度、7月にはほぼ毎日、同体育館などで行う。町流しにはメンバーと井波中学校の生徒約300人が参加する見込み。浅野直彦副会長は「井波を盛り上げたい」と話している。


■町流し参加者募集 南砺市 

 南砺市は、市応援市民制度のポータルサイトを通じて、「いなみ太子伝観光祭」で木遣り踊りの町流しに参加する人を募集している。

 同制度では、市外に住みながらも同市を愛し、地域課題の解決に取り組んでくれる人を「応援市民」として登録。課題解決や地域盛り上げに一役買ってもらう。

 市は応援市民の活動が必要な事業はポータルサイトで公開し、情報を提供してきた。募集した事業は市民でも参加できる。今回は、伝統芸能・行事での初めての人材募集となる。

 対象は園児からお年寄りまでで、募集人数は300人。募集は7月10日まで。ポータルサイトのアドレスは、https://ouen-nanto.jp/

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