金沢市中央卸売市場で21日、栽培開始から100周年を迎えたかほく市特産「高松ぶどう」の初競りが行われ、小粒種なし品種のデラウェア約700キロが競りに掛けられた。最高ランクの「特秀」は、1箱(2キロ)5万円の卸値がついた。
特秀は、100周年を記念して特別に1箱のみ出荷された。今年は春先からの日照時間が長く仕上がりは良好という。特秀以外の卸値は1箱2600~3千円、1パック(300グラム)300~350円だった。
7月中旬をピークに、同下旬までに約80トンの出荷を見込む。市場では油野和一郎かほく市長がトップセールスを行った。