ふっくらと蒸し上がった氷室まんじゅう=金沢市専光寺町の工場

ふっくらと蒸し上がった氷室まんじゅう=金沢市専光寺町の工場

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赤白緑、夏告げる 金沢で氷室まんじゅうづくり

北國新聞(2019年6月28日)

 金沢市専光寺町の老舗和菓子店「森八」の工場で、7月1日の「氷室の日」を前に氷室まんじゅうづくりが本格化している。27日も夏の到来を告げる甘い香りが立ち込めた。
 氷室まんじゅうは、加賀藩が将軍に雪氷を献上した旧暦6月1日に無病息災を祈って食べたのが始まりとされる。森八の工場では従業員があっさりとした上品な甘さが特徴の黒こしあんを赤、白、緑の生地で包み、ふっくらと蒸し上げた。昨年と同じ6万個を製造する。

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