情報通信技術を使って場所を選ばずに仕事をする信濃町の「リモートワーク」の拠点施設「ノマドワークセンター」は8月中旬、併設するキャンプ場の利用者にワークスペースを無料開放する。自然に囲まれた環境で働く良さを広く知ってもらう狙い。
無料開放するのは、お盆の期間に合わせた8月10日から18日の間。対象は「やすらぎの森オートキャンプ場」の利用者で、仕事や勉強など使い方は自由。約40人収容のワークスペースは電源やインターネット環境を備えている。
同センターとキャンプ場は、いずれもNPO法人「ネイチャーサービス」(埼玉県坂戸市)が運営する。同法人共同代表理事の赤堀哲也さんは「ワーク(仕事)とバケーション(休暇)を兼ねた新しい働き方『ワーケーション』が可能。多くの人に試してもらいたい」と話す。
キャンプ場の予約などは同キャンプ場ホームページでできる。同センターの問い合わせは同法人(電話049・287・8807)へ。