風鈴に願い事を託す催しが6月30日、福井県福井市和田3丁目の和田八幡宮で始まった。参拝者は涼しげな音色を奏でる風鈴に、家族の健康や将来の夢などを書いた短冊を結び付け成就を祈った。8月末まで。
「願いの風鈴」と銘打ち、昨年から行っている。参道に設けられた棚にはアサガオや花火、金魚の絵柄の風鈴約300個がずらり。「家族が健康で幸せにすごせますように」「良縁に恵まれますように」などと書かれた短冊が結ばれていた。
この日は「夏越大祓(なごしおおはらえ)」の神事も営まれた。参拝者は直径約2メートルの茅(ち)の輪をくぐり、半年間のけがれをはらっていた。