長野市とJR東日本長野支社が1日夜、JR長野駅善光寺口の駅舎壁面に、善光寺など同市周辺の観光スポットを紹介する投影を始めた。駅を訪れる県内外の利用客に周辺の名所を伝えたい―と企画。9月30日までの毎日午後7時〜11時に映し出す予定だ。
県のPRキャラクター「アルクマ」がバスに乗り、観光スポットを巡る約3分間の映像など2種類を用意。壁面に並べて同時に映す。善光寺本堂の他、夏に庭園がライトアップされる国史跡「真田邸」(長野市松代町)や、葛飾北斎が手掛けた天井絵で有名な「岩松院」(小布施町)などを紹介している。
投影が始まった1日は、帰宅中の会社員やバスを待つ市民らが映像を眺めていた。市観光振興課の小林真二さん(53)は「周遊を楽しむヒントにしてほしい」と話していた。