ひがし茶屋街を散策する目黒と金沢の児童=東山1丁目

ひがし茶屋街を散策する目黒と金沢の児童=東山1丁目

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東京目黒の児童 手作りパンフで茶屋街散策

北國新聞(2019年7月4日)

 ひがし茶屋街に3日、市と友好交流都市協定を結ぶ東京・目黒区から区立上目黒(かみめぐろ)小6年生23人が訪れ、馬場小6年生20人の案内で一帯を散策した。馬場小児童からプレゼントされた手作りパンフレットを手に持って班ごとに行動し、金澤町家の格子の特徴などに理解を深めた。ツバメが飛び交う様子に関心を寄せ「かっこいい」と目を輝かせた。
 今回の交流事業は、同協定の縁で初めて行われた。上目黒小の児童は2日に金沢入りしており、3日はひがし茶屋街を訪れる前に馬場小で同校児童と対面した。茶屋街を散策して同校に戻り、一緒に給食を取った後、上目黒小の児童が馬場小の児童に落語「目黒のさんま」など目黒の魅力を紹介した。
 両校は4日も交流し、卯辰山でのハイキングや、卯辰山公園運動場でのレクリエーションで親睦を深める。ひがし茶屋街の散策を振り返り、上目黒小の今村健友(けんすけ)君(11)は「東京にはビルが多いので、古い建物が連なる町並みは新鮮だった」と声を弾ませた。
 上目黒小の児童はキゴ山ふれあい研修センターに宿泊している。3泊4日の日程で金沢に滞在し、自然体験も行う予定だ。
 目黒区からは区立中根小の6年生80人も2日から金沢を訪問中で、3日は杜の里小6年生92人の案内で金沢城公園や金沢21世紀美術館などを見学した。目黒区の2校は5日に帰京する。

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