救命設備を調べる小浜海上保安署員=7月4日、福井県小浜市川崎1丁目

救命設備を調べる小浜海上保安署員=7月4日、福井県小浜市川崎1丁目

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救命設備「よしっ」 蘇洞門遊覧船を点検 福井・小浜

福井新聞(2019年7月5日)

 夏のレジャーシーズンを控え、小浜海上保安署と国土交通省福井運輸支局は7月4日、福井県小浜市川崎1丁目の船着き場で、蘇洞門めぐり遊覧船の安全総点検を実施した。救命、消防設備の有無や緊急時の通報体制を確認した。

 16~31日の「海の事故ゼロキャンペーン」を前に同署の7人、同支局の4人が運航会社「そともめぐり」の遊覧船「のちせ」と「第二わかさ」の2隻を点検した。

 座席の下に救命胴衣が置いてあるかや劣化度、助けを呼ぶための笛が付いているかを調べた。いつでも使えるよう備え付けの浮輪を固定しすぎていないかなどもチェック。同署員らは「救命設備よしっ」と声に出し、細かな箇所も一つずつ点検した。

 豊田裕昭署長は「最近は銃器や爆発物を使わず、身の回りにある車や刃物を凶器として人混みを狙うテロが多くなっている。不審なことがあれば、ちゅうちょなく118番通報してほしい」と事業者に呼び掛けた。同署によると、昨年の船舶海難は45隻。今年は既に8隻で、例年より高い水準にある。運航前の点検や連絡手段の確保などの啓発に努めていくとしている。

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