みうらさんがデザインした仏像やゆるキャラコレクションが並ぶ会場=富山市民プラザ

みうらさんがデザインした仏像やゆるキャラコレクションが並ぶ会場=富山市民プラザ

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「ゆるキャラ」など全貌一堂 富山でみうらじゅんフェス

北日本新聞(2019年7月7日)

 イラストレーターや作家などとして活躍する、みうらじゅんさんのコレクションをそろえた「みうらじゅんフェス! マイブームの全貌展」が6日、富山市民プラザで開幕した。幼少期から収集、制作してきた膨大な品々を「マイ遺品」と名付けて展示。「ゆるキャラ」をネーミングし、雑誌やテレビなどで注目を集め続けるみうらさんの独特の世界観を伝える。9月1日まで。

 フェスは昨年の川崎市での開催に続き2回目。少年時代の怪獣スクラップから漫画家デビュー後のイラストや絵画、各地で購入した一風変わった土産物「いやげ物」をはじめとするコレクションを一堂に展示した。

 開会式でみうらさんは「子ども時代の『おかんへの肩たたき券』もあるから、びっくりすると思う。何度も足を運んで見てほしい」と語った。

 富山国際会議場で関連イベント「スライドショー」も開き、友人で作家のいとうせいこうさんと軽妙なトークを繰り広げた。

 「みうらじゅんフェス! マイブームの全貌展」は9月1日まで。開場時間は午前10時~午後6時(入場は午後5時半まで)。入場料は一般千円、高校生以下500円、未就学児無料。会場は写真撮影可。富山市民プラザと北日本新聞社主催。問い合わせは北日本新聞社企画事業部、電話076(445)3367(平日午前9時~午後5時)。公式ツイッターでも情報を発信している。

■みうらさん、笑い誘うパフォーマンス
 「すごい量にびっくり」「天才的だ」。みうらじゅんフェスには初日から県内外のファンが続々と足を運び、展示品に見入った。

 開会式には約200人が集まり、みうらさんが登場すると歓声が上がった。テープカットの際は、スタッフが用意した白手袋とはさみを断り、自前のものをおもむろに取り出すパフォーマンスに笑いが起こった。滋賀県の会社員、松本隆さん(54)は「みうらさんが開会式に出席するとツイッターで知り、車で4時間かけて来た。ユーモアを忘れないセンスがいいね」と話した。

 コレクションの展示のほか、エッセーを閲覧できるコーナーやインタビュー映像が見られるブース、壁一面に貼られた個人年表、物販エリアもある。みうらさんが勝手に作った47都道府県のご当地スタンプも並び、全てを押したという新潟県の会社員、福島聖人さん(39)は「記念になった」と笑みを浮かべた。

 会場は写真撮影し、SNSに投稿できる。大きな仏像や事務所を再現したコーナーなどあちこちで、スマートフォンやカメラを構える人の姿が見られた。

 富山市山室の会社員、篠原三樹雄さん(43)と立山町末三賀のフリーター、加藤奈津代さん(45)は展示物を熱心に写し、「これほどのボリュームの物を富山で見られるのがうれしい。何度でも来たい」と口をそろえた。 

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