ワンパークフェスティバルで熱のこもった演奏をする県内バンドの「ヘンデカゴン」=7月7日、福井県福井市中央公園

ワンパークフェスティバルで熱のこもった演奏をする県内バンドの「ヘンデカゴン」=7月7日、福井県福井市中央公園

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音楽最高潮、福井沸かす 「ワンパークフェス」最終日

福井新聞(2019年7月8日)

 福井県福井市中心部を舞台にした野外音楽祭「ワンパークフェスティバル」(福井新聞社後援)は最終日の7月7日、地元アーティスト2組を含む計15組が出演、初日を上回る約5500人(主催者発表)を市中央公園に集めた。親子連れの姿が目立ち、県都の真ん中にににぎわいを生み出した初の都市型フェスが2日間の幕を閉じた。

 県内アーティストのオーディションを勝ち抜いた男性6人組バンド「ヘンデカゴン」が2日目の開幕を飾り、重厚な音をとどろかせた。次いでオーディション特別賞で出演を決めた水咲加奈さん(22)=鯖江市=が、ピアノの弾き語りで歌声を響かせた。

 ヘンデカゴンのリーダー安丸智也さん(37)=福井市=らメンバーは「思った以上にお客さんが集まってくれて、ステージも開放感があって気持ちよかった」。水咲さんは「震えるを通り越して指先が固まるくらい緊張したが、成功といえるライブができた」と達成感に包まれていた。

 県内2組の後はクラムボンやウルフルズなど有名アーティストが次々と壇上に上がり、大勢の聴衆を沸かせた。フェスの音楽顧問「社長」さん(41)=芸名、越前市出身=率いるジャズバンド「ソイルアンドピンプセッションズ」が大トリを飾り、来年の開催決定を発表。ウルフルズのトータス松本さんとのセッションで締めくくった。

 会場には、秘密基地風のテントや大きな跳躍器具など子ども向けの遊び場が多く用意された。親子4人で三重県から訪れた男性(43)は「子どもが遊べる場所がたくさんあったので家族で2日間楽しめた」。福井市の男性(36)も親子4人で来場し「家から自転車に乗って子どもと来ることができる最高の音楽フェスだった」と話していた。

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