ポスターを持ってイベントをPRする中山社長(右)と中田店長=なかやす酒販

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地酒50銘柄飲み放題 8月4日、高岡に県内16蔵元集結

北日本新聞(2019年7月9日)

 高岡市の御旅屋通り商店街で8月4日、県内16の蔵元が一堂に会し、約50銘柄の日本酒を飲み放題にするイベントが開かれる。来場者と蔵人の交流を通じて、地酒ファンを増やそうと県西部の酒販店の若手有志が初めて企画。高岡大和の閉店を控え、暗いムードが漂う「タカマチ」ににぎわいを生み出す。 

 「TOYAMA SAKE日和」と銘打ち、各蔵元が御旅屋セリオ前にブースを並べる。受付でチケットを見せた来場者におちょこを配り、会場の日本酒を何杯でもお代わりできる仕組みにする。

 なかやす酒販、富岡屋、山田酒店(高岡市)、とらねこ屋(氷見市)の四つの酒販店で実行委員会を構成。各店の30~40代の跡継ぎが中心となり、準備を進めている。

 発起人であるなかやす酒販の中山士門社長(40)は「地元で商売する者として中心市街地の活性化に貢献したい。御旅屋通りが人でごった返す光景をつくり出したい」と意気込む。

 来場者にはローストビーフや干物、かまぼこといったおつまみをプレゼントする。富岡屋の中田美沙子店長(34)は「女性にも気軽に足を運んでほしい」と話す。

 イベントは午後1時半~5時で、チケットは前売り2500円、当日3千円。前売り券は実行委員会の各店や、イベントのポスターを掲示している県内酒蔵などで販売する。問い合わせはなかやす酒販、電話0766(25)9000。

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