須坂産のリンゴ果汁が入ったフルーツエール

須坂産のリンゴ果汁が入ったフルーツエール

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ビール好きな人に...リンゴ入りビール 須坂で11日発売

信濃毎日新聞(2019年7月9日)

 須坂市や須坂商工会議所などでつくる「信州須坂フルーツエール推進協議会」が、リンゴ果汁の入ったビール「信州須坂フルーツエール ペールエール」を開発し、11日に発売する。適度に熱処理を加え、常温で保管できるよう工夫。卸売店や販売店が取り扱いやすくし、県内外での販路拡大を目指す。

 同協議会は須坂産のリンゴやブドウ、カシスを使った4種類の発泡酒を醸造しており、今回は本格的なビールを楽しみたい人向けに開発した。アルコール分は5%。ホップや麦芽の香りなどが強くなり過ぎないように、量や比率を調整して飲みやすい味に仕上げた。隠し味に須坂産のリンゴ「ふじ」を使って甘みのアクセントを加えたという。

 醸造に当たった信州須坂フルーツブルワリー(須坂市豊丘)の深井洋一工場長(60)は「ビール好きな人に向けて造った」と話す。330ミリリットル入りで、税抜き550円。須坂市の田中酒類販売など市内の一部販売店に並ぶ予定だ。

 同協議会によると、販売中の発泡酒4種類を取り扱っている飲食店や販売店は県内外で134店(8日現在)。発泡酒も秋の出荷分から、常温保存が可能な熱処理済みに切り替える。8月にはモモを使った発泡酒も発売予定だ。

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