120年前の創立時と同じピンク色で外壁を塗り直した記念館=小松高

120年前の創立時と同じピンク色で外壁を塗り直した記念館=小松高

石川県 加賀・白山・小松

創建の姿再び 小松高120周年で改修

北國新聞(2019年7月11日)

 今年創立120周年を迎えた小松高で、かつて校舎として利用された記念館が大幅にリニューアルされた。同校卒業生でつくる同窓会が記念事業の一環として取り組み、ピンク色の外壁を塗り直して創立当時の状態に近づけ、最近の学校行事・活動に関する写真などを並べた展示室を増設した。12日から一般公開し、明治から令和へと受け継がれてきた学びやの歴史を後世に伝える。
 記念館は、1899(明治32)年、前身の旧制小松中創立時に本部棟として建てられ、1963(昭和38)年まで校舎として使われた。
 創立100周年の際にも大がかりな改修が行われ、部活動のトロフィーなどを陳列した部屋と、学校行事や生徒会活動に関する備品などを保管する2室を展示室として整備した。
 それ以降の年代の展示はなかったため、第3展示室を増設した。「新たなる道程」とタイトルを付けて、年代順に体育祭やボート大会の様子を撮影した写真のほか、2006年に完成した現校舎と前校舎を比較できるパネルも掲げた。
 創立120周年記念事業実行委員長で、小松同窓会長の東野義信さん(68)は「校舎を訪れ、古き良き時代を思い返してほしい」と呼び掛け、自身も同校卒業生の中川素子校長(58)は「節目に立ち会えて光栄。在校生も記念館を見て、母校に誇りを持ってもらいたい」と期待を込めた。
 小松同窓会は12日から、記念館収蔵庫と校舎内ギャラリーで特別展を開催する。11月2日まで。創立120周年記念事業として、小松市民ギャラリー「ルフレ」でも美術展を開く。

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