AIと対局する関西棋院の棋士=金沢市のKKRホテル金沢

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金沢で碁コングレス開幕 国内外のプロ、アマ棋士熱戦

北國新聞(2019年7月13日)

 国内外からプロ、アマの棋士が集う囲碁の祭典「ジャパン碁コングレス2019 in金沢」(北國新聞社特別協力)は12日、金沢市のKKRホテル金沢で4日間の日程で開幕した。愛好家約200人が熱戦を繰り広げ、関西棋院の若手棋士チームと人工知能(AI)の公開対局では棋士チームがAIに敗れた。
 結城聡九段が指揮し、呉柏毅(うぼい)五段(台湾)と姜(かん)ミ候(ぬ)三段(韓国)、マイヤー・フランシス初段(米国)の3人が、交互にAI「Leela zero(リーラ・ゼロ)」と対戦。惜しくも敗北した。
 ジャパンオープン戦1局目も行われ、15カ国・地域から訪れた6~89歳の約200人が段・級ごとに対局した。池田心北陸先端科技大学院大准教授らによる研究発表会、表千家同門会県支部の茶会もにぎわった。
 碁コングレスは欧州で約60年、米国で約30年続いているイベント。日本では2016年から兵庫県宝塚市で毎年開かれており、石川県では初開催となった。

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