氷見市の夏を彩る「祇園(ぎおん)祭り」は13日、市中心部の宵祭りで幕を開け、ちょうちんで彩られた曳山(ひきやま)が見物客を魅了した。
祭りの発祥ゆかりの日吉神社で神事が営まれ、祇園の神霊が移されたみこしと南11町の太鼓台がまちに繰り出した。南上町のちょうちん山は中心街を巡行。御座町と南中町のちょうちん山が通りに飾られ、見物客が足を止めて眺めていた。
日宮神社でも神事があり、北6町の太鼓台がおはらいを受け、それぞれの町内を回った。
14日は本祭りで、花山と各町の太鼓台が繰り出す。