床一面に描かれた龍の絵「夏闌」

床一面に描かれた龍の絵「夏闌」

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巨大龍の絵現る 入善、発電所美術館で平井さん個展

北日本新聞(2019年7月14日)

 上市町の日本画家・平井千香子さんの個展「水狩りと金継ぎ」が13日、入善町の下山芸術の森発電所美術館で始まった。床一面に描いた巨大な龍の絵「夏闌(なつたけなわ)」が来場者を楽しませている。9月1日まで。

 旧発電所の建物を利用した同美術館の空間を生かし、約2カ月間かけて制作。水や電気からイメージし、旧発電所の導水管から勢いよく流れ出る水の中で遊ぶ2頭の龍を、藍色の濃淡でダイナミックに表現した。

 「夏闌」の対の作品として、虎の特徴を持つ異形の人物を墨で描いた「涼む」を出品。総合文芸誌「弦(GEN)」の装画83点も展示している。

 観覧料は一般600円、高校・大学生300円、中学生以下無料。月曜休館(15日、8月12日は除く)。16日と8月13日は休館。

 8月9日にはスガダイローさん(ピアノ)と中村達也さん(ドラム)による即興演奏がある。20日正午からイープラスでチケット(3千円)を販売する。入善町文化振興財団主催、北日本新聞社共催。

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