描いた妖怪について南宮中学校美術部の生徒に説明する上原さん(右)

描いた妖怪について南宮中学校美術部の生徒に説明する上原さん(右)

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妖怪ひしめく旧校舎 中野で企画展

信濃毎日新聞(2019年7月14日)

 旧校舎にうごめくたくさんの妖怪たち...。中野市の一本木公園にある旧中野小学校校舎を活用した「信州中野銅石版画ミュージアム」で13日、新潟市の芸術家上原木呂(きろ)さん(70)が描いた妖怪の作品を集めた企画展が始まった。墨絵にひしめき、オブジェも飾られ、その数150体ほどの妖怪が123年前に建築された旧校舎にあふれている。

 公園を管理する「一本木公園バラの会」が、背筋が寒くなる不気味な妖怪で市民らに「涼」を感じてもらおうと企画。教室の壁には、縦2・4メートル、横21メートルの和紙に墨で描いた大作「妖怪国旅行記」を分割して飾った。目が無数にある妖怪や長い舌をベロリと出した妖怪などが所狭しと描かれた奇妙な作品だ。廊下の奥からは「座敷童子(わらし)」がこちらを見つめ、窓からは「大ガマ」が顔をのぞかせるなど妖怪のオブジェも配置した。

 上原さんはこの日、企画展に妖怪のイラストを寄せた中野市南宮中学校美術部の生徒12人と会場を巡り、「僕の作品には失敗はない。しくじりも作品の個性になる」などと創作について説明していた。

 8月31日まで。入場無料。開館時間は午前9時〜午後5時。7月20、27日、8月3、10、17日は午後8時まで。

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