アユとサクラマスを味わう来場者

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サクラマス料理好評 大門あゆ祭りに新名物

北日本新聞(2019年7月14日)

 射水市大門地域振興会(佐々木征夫会長)は13日、地域住民に古里の良さを再認識してもらおうと「大門あゆ・サクラマス祭り」を庄川水辺の交流館(同市大門新)で開いた。炭火焼きのアユと市が特産化を目指す「いみずサクラマス」のバター焼きが提供され、大勢の住民でにぎわった。

 いみずサクラマスの養殖は、地元の大門漁協が採卵から稚魚の飼育までを手掛ける。ただ、現時点では生産量が限られ、地元住民が食べる機会が少ない。そこで同会は、毎年開いている「大門あゆ祭り」を発展させ、いみずサクラマスも併せて提供することにした。

 同日は地元の庄川で育ったアユ約700匹と、堀岡養殖漁協が重さ約1・2キロに育てたサクラマス30匹が用意された。アユは1本ずつ串に刺して炭火で焼き、切り身にしたサクラマスは鉄板に載せてバターと醤油で調理した。近くに住む女性(79)は「地元でサクラマスを養殖をしているのは知っていたが初めて食べた。脂があっさりしていておいしい」と笑顔を見せた。

 会場では同会主催の昼市「水辺のだいもん市」も臨時開催され、野菜や服を買い求める人でにぎわった。

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