休校中の福井県あわら市の波松小校舎内に7月15日、地元住民が運営する「なみまちカフェ」がオープンした。14日には住民や関係者らを招いたオープニングセレモニーが開かれた。
波松小は2016年3月に休校となって以降、住民らが中心となって利活用法を探ってきた。今年4月に一般社団法人「なみまち倶楽部(くらぶ)」を設立。6月にはカフェの運営会社を立ち上げ、オープンに向けて準備を進めてきた。
式典には約80人が出席。なみまち倶楽部とカフェ運営会社の代表を務める東川継央さん(62)は「釣り人やサーファーなど多くの人に立ち寄ってもらうと同時に、地域の人にも愛される場所にしたい」と話していた。
式典後は参加者にカフェをお披露目。売りである波松産ナシで作られたジャムやスイカなど、さまざまな食感の食材を入れたデザート「なみまちハロハロ」を振る舞った。