7月15日のオープンを前に、地元住民らにお披露目した「なみまちカフェ」=休校中のあわら市波松小校舎

7月15日のオープンを前に、地元住民らにお披露目した「なみまちカフェ」=休校中のあわら市波松小校舎

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休校校舎でなみまちカフェ 波松小利用し地元食材デザートも

福井新聞(2019年7月15日)

 休校中の福井県あわら市の波松小校舎内に7月15日、地元住民が運営する「なみまちカフェ」がオープンした。14日には住民や関係者らを招いたオープニングセレモニーが開かれた。

 波松小は2016年3月に休校となって以降、住民らが中心となって利活用法を探ってきた。今年4月に一般社団法人「なみまち倶楽部(くらぶ)」を設立。6月にはカフェの運営会社を立ち上げ、オープンに向けて準備を進めてきた。

 式典には約80人が出席。なみまち倶楽部とカフェ運営会社の代表を務める東川継央さん(62)は「釣り人やサーファーなど多くの人に立ち寄ってもらうと同時に、地域の人にも愛される場所にしたい」と話していた。

 式典後は参加者にカフェをお披露目。売りである波松産ナシで作られたジャムやスイカなど、さまざまな食感の食材を入れたデザート「なみまちハロハロ」を振る舞った。

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