出荷が始まった、わせ品種のモモ=11日、加茂市前須田

出荷が始まった、わせ品種のモモ=11日、加茂市前須田

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お待たせ甘い香り モモの出荷始まる 加茂

新潟日報(2019年7月16日)

 新潟県加茂市前須田のJAにいがた南蒲須田選果場で11日、モモの出荷が始まった。今年は開花期の天候が良く、生育が順調で病害虫の被害も少なく品質は良好だという。甘い香りが漂う場内では、担当者がピンク色の実を一つずつ手に取り選別と箱詰めの作業を行った。

 出荷初日の11日は、わせ品種の「八幡白鳳(やはたはくほう)」と「日川(ひかわ)白鳳」が合わせて約2トン持ち込まれた。管内では9月下旬まで出荷が続く。品種をリレーしながら加茂・三条地区で307トン、田上地区で80トンの出荷を見込んでいる。

 JAにいがた南蒲では、果実の品質を保証し産地のイメージアップにつなげようと、今年から新しい選果機を導入した。糖度と熟度の測定に加え、果実内部の腐敗などを調べることができるようになったという。

 加茂・三条地区の果樹農家でつくる「天果糖逸(てんかとういつ)出荷販売協議会」もも部会長の山口昇さん(70)は「天気に恵まれ、ほぼ完璧に近いモモができた。期待して食べてほしい」と勧めていた。

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