初の定期公演に向け、練習に励む部員たち

初の定期公演に向け、練習に励む部員たち

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南砺平高郷土芸能部 20日に初の定期公演

北日本新聞(2019年7月18日)

 南砺平高校(中田正彦校長)の郷土芸能部は20日、砺波市文化会館で第1回の定期公演を開く。保護者や地元関係者だけでなく、幅広い人に足を運んでもらおうと企画。部員たちは本番に向け、練習に励んでいる。

 郷土芸能部は1989年創部。全国高校総合文化祭の入賞回数は2度の最優秀賞を含む15回で、日本一を誇る。

 例年この時期に全国高校総合文化祭のリハーサルを一般公開しており、一流の技を見ようと楽しみにしている人も多い。より多くの人に見てもらおうと、定期公演を毎年開催することにした。

 当日は1~3年39人が「こきりこ」「麦屋節」「五箇山追分」などを披露する。部員たちは6月から練習に励んでおり、17日も南砺市上梨(平)のこきりこ館でパートや通しの練習に取り組んだ。

 道海颯太顧問は「先輩方の数々のステージがあったからこそ、出演できることを忘れないでほしい」と呼び掛けた。

 20日は午後7時から。入場は無料。和田風吹主将(3年)は「日本一の受賞歴に恥じない公演を披露したい。見たことがない人も、ぜひ足を運んでほしい」と話している。

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