農場食堂で一番人気の牛すじカレー

農場食堂で一番人気の牛すじカレー

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農場の新鮮食材、食堂でどうぞ 八ケ岳中央農業実践大学校

信濃毎日新聞(2019年7月18日)

 原村の八ケ岳中央農業実践大学校が、同校の農場などで採れた地元食材の料理を提供する「農場食堂」を開き、好評だ。新鮮な野菜などが評判を呼び、大型連休中には完売が続いた人気ぶり。このため、これまで営業は土日祝日のみだったが、22日から平日にも拡大する。同校は、おいしい食事を楽しんでもらいながら、働く場の確保にもつなげたいとしている。

 食堂は5月にオープンした。メニューは、同校で飼育する鶏の卵を使った「卵かけごはん定食」や、ジャージー牛から採れた牛乳のソフトクリームなど。1番人気は、農場で採れた野菜をふんだんに使ったサラダ付きの牛すじカレー。味わった愛知県豊田市の男性(60)は「サラダのトマトがおいしかった。直売所で売っているのなら、このトマトを買いたい」と話した。

 農林業などの体験学習の担当職員らが切り盛りしている。調理や接客の経験がなくても働きやすいよう、料理は事前に作り、食堂の調理場で盛り付ける。営業日を増やすことに備え、専従職員を新たに雇うことも検討中。同校農林体験学習事務局長の赤井一夫さん(61)は「来年度以降も続けたい」としている。

 午前10時〜午後4時。注文は同3時まで。平日の営業は9月末までを予定し、8月14日以外の毎週水曜日が定休。問い合わせは同事務局(電話0266・75・1131)へ。

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