砺波市東別所地区の農家でつくる「ふく福柿出荷組合」(宮木文夫組合長)は新たな特産品として栽培した「ふく福すいか」を、20日から同市の道の駅となみの農産物直売所で販売する。関係者が18日、市役所で試食会を行いPRした。
昨年まで試験的に栽培し、今年から本格出荷する。品種は「羅皇(らおう)」や「サマーオレンジ」などで、1キロ当たり税込み300円の予定。お盆ごろまで計千個の販売を見込む。
試食会で宮木組合長(82)が良好な品質になったことを夏野修市長に報告した。
同組合は中山間地でカキ2千本で「ふく福柿」を生産しており、作業時期が重ならないことなどからスイカ栽培に取り組んだ。