会派を超えた総合書道展「日本の書展」は19日、県民会館で始まり、45回の節目を記念して公開席上揮毫(きごう)が行われた。県内書家の筆運びに大勢の人が見入った。同展は22日まで。
江幡春濤さん(魚津)や畠山耕雪さん(高岡)、上野成堂さん(同)ら12人が、俳句や漢詩など好きな題材をさまざまな書体で色紙にしたためた。素早く筆を走らせる書家がいる一方で、じっくり丁寧に書き進める人もいて、来場者は違いを見比べながら楽しんだ。
同展は県内外の秀作287点を展示している。入場無料。県書美術振興会と全国書美術振興会、北日本新聞社主催。北日本新聞創刊135周年記念。