27日に小矢部市の石動駅前商店街で開かれる「2019メルヘンおやべ源平火牛まつり」に向け、歴代のポスターが20日から石動駅前商工会ビル(める・びる)で展示される。前身のイベントから現在までの歩みも紹介する。
まつりは、市内の青年団体が1990年に開いた地域活性化イベント「メルヘン」が始まり。会場や内容を変え、たいまつを付けたわら製の火牛を走らせる「火牛の計レース」を99年に取り入れた。翌年からレースをメインイベントに据え、県内外から人が訪れるようになった。
ポスター展示は改元に合わせ、市民が手作りで行う同まつりの歴史を伝えようと、おやべ祭り実行委員会が企画した。工夫を凝らした12点を並べ、イベントの変遷をまとめたパネルや会場の写真も紹介する。
19日は準備作業があり、市観光協会の村上一宏会長は「多くの人のエネルギーで熱い祭りにしたい」と話した。展示は28日まで。