約10種類のトマトを植栽している「展示ハウス」=7月17日、福井県美浜町久々子

約10種類のトマトを植栽している「展示ハウス」=7月17日、福井県美浜町久々子

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「園芸LABOの丘」福井・美浜にオープン 健康楽膳拠点施設「こるぱ」も

福井新聞(2019年7月20日)

 福井県美浜町久々子で建設していた県園芸体験施設「園芸LABOの丘」が完成し、7月20日にオープンする。さまざまな種類の野菜、野草、花などを展示植栽しているほか、園芸作物を使った料理や科学実験が体験でき、気軽に園芸に親しむことができる。敷地内では同町の健康楽膳拠点施設「こるぱ」も同時に開館し、地元の食材を生かした健康食などを提供する。

 県園芸体験施設は、子どもたちを中心に園芸に関心を持つきっかけをつくろうと、県園芸研究センターに隣接する北側の敷地(面積約2万2千平方メートル)で、2016年度から整備が進められてきた。地盤工事が難航したため、当初の完成予定だった春よりも数カ月遅れた。

 メインは、施設内で収穫した園芸作物を使った体験学習ができる施設「園芸LABO」。無農薬野菜のピクルスや野草の天ぷらなどの調理、マイクロスコープを使った葉や土の観察、果物の糖度測定などを行う科学実験、花の植物標本や果実の皮を使ったせっけん作りなどができる。

 「展示ハウス」は約22平方メートルの温室で約10種類のトマトを栽培、展示している。ペルーで発見された原種や、日本に初めて伝来したフィオレンティーノ、紫色のトスカーナバイオレットなどを植栽している。このほか、春や秋の七草などの野草の摘み取り体験ができる「野草園」や、農薬を抑えた「野菜畑」などがある。

 こるぱは敷地内北側に町が建設。食による健康づくりをテーマにした施設で、レストランではタニタヘルスリンク(東京)と連携して健康志向のメニューを提供する「タニタカフェ」を運営。直売所では地元産の野菜や果物を販売する。

 20日は午前11時からセレモニーが行われ、午後5時まで開園。オープニングイベントとして20、21日、トマトや野草の専門家を招いた講演会などが開かれる。冷やし野菜の試食や花苗のプレゼントもある。講演会は事前予約が必要。

 施設は入場無料。午前9時半から午後5時まで開園(7月23日から8月31日までは同6時まで)。月曜定休。問い合わせは県園芸体験施設=電話0770(47)6162。

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