金沢21世紀美術館で19日、参加者体験型のデジタルアートイベントが始まり、来場者が館内の壁に投影された映像作品と戯れるなどして県都の「芸術的な夜遊び」に心躍らせた。
「デジタルアートナイトカナザワ2019」と銘打ち、夜の美術館・博物館を楽しむ金沢ナイトミュージアム(本社後援)の連携事業となる。市が主催し、石川高専と北陸先端科技大学院大の学生が七つの映像作品を手掛けた。
真っ白い壁には、画面内を左右に動く傘に入って雨をしのいだり、空から降り注ぐ金箔(きんぱく)を受け止めたりして遊べる映像が投影され、来場者は実際に体を動かしてアート作品と触れ合った。20日午後7時半~9時にも映し出される。