3年ぶりの改装を終えた若狭フィッシャーマンズ・ワーフの休憩エリア。正面が乗船券売り場で、右奥にカフェコーナーが設けられた=福井県小浜市川崎1丁目

3年ぶりの改装を終えた若狭フィッシャーマンズ・ワーフの休憩エリア。正面が乗船券売り場で、右奥にカフェコーナーが設けられた=福井県小浜市川崎1丁目

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海の駅一新わくわく 小浜のフィッシャーマンズ・ワーフ

福井新聞(2019年7月24日)

 福井県小浜市川崎1丁目の観光物産施設「若狭フィッシャーマンズ・ワーフ」が3年ぶりの改装を終えた。1階の休憩エリアにカフェ販売コーナーを新設。名勝「蘇洞門(そとも)」を巡る遊覧船の乗船券売り場も海をイメージした明るいデザインにし、施設のロゴマークも一新した。運営する若狭湾観光の溝口裕之社長は「海に来たというわくわく感があり、ゆったり時間を過ごしてもらう空間づくりを目指した」とアピールしている。

 同施設は遊覧船乗り場、プレジャーボートの一時係留場がある「海の駅」で、年間40万人が訪れる。しかし施設の物販や休憩エリア、乗船券売り場、入り口付近は「これまで雰囲気が冷たくて、海に来た特別感がなかった」と同社長。その反省から着手した。

 物販エリアの伝統工芸品コーナーは箸の産地を前面に出したデザインにし、高付加価値商品を増やした。改装の仕上げとして6日にオープンしたカフェでは、コーヒーやソフトクリーム、サンデーを提供。カフェを含む休憩エリアは、ゆったりと過ごせるよう海側にソファを配置した。

 乗船券売り場は対面する観光客との仕切りを取り払い、木材を使って帆船をイメージしたデザインに変更。ロゴマークは波をイメージした消印風にし、濃い青緑の小鴨(こがも)色を採用した。

 観光客の滞在時間を伸ばし、売り上げ増加が目標。昨年9月、35歳以下の社員らでチームを結成し、約5カ月議論。県外の観光施設へ視察して学び、アイデアを出し合い、改装に反映させた。

 今後も継続的に課題を洗い出し、「ニーズに合わせて2、3年ごとに投資し直していく」と同社長。テナント事業者と連携イベントなどを企画したい考えで「まだまだ変わっていきたい」と意欲的に話していた。

 福井銀行と政府系ファンドの地域経済活性化支援機構(REVIC)が共同出資する「ふくい観光活性化ファンド」の投融資を受けた。

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