金沢市中心部を博覧会場に見立てる「かなざわ・まち博２０１９」（北國新聞社特別協力）の夏本祭の開幕式は２５日、北國新聞赤羽ホールで行われた。２０周年を迎えた今年は８月２５日までに全８６講座が実施される。関係者は３２日間にわたる節目の「ふるさと探訪の夏」に心躍らせた。
　式では西野茂委員長、森沢英明市商工業振興課長、砂塚隆広北國新聞社常務が順にあいさつした。第１８回「かなざわを描く」絵画コンクールの表彰式も行われた。入賞１９点を含む応募作品は２８日まで同ホールで展示される。
　期間中、節目を記念した講座として、すしやステーキの人気店店主を講師に招いた食談、加賀藩ゆかりの名木の特別公開が企画された。シミュレーターを使った北陸新幹線の模擬運転を体験できる講座もある。過去のまち博認定スポットの情報をホームページで検索、閲覧できるようにした。