諏訪市豊田の観光施設「SUWAガラスの里」で、県内外のガラス作家による風鈴の展示、販売特設コーナーが人気を集めている。夏恒例の企画で、手作りで色と音色が一つずつ違う約100個が涼しげな音を響かせている。売り切れ次第終了だ。
波状の模様をあしらったものや、昔ながらの丸みを帯びたものなどが並び、扇風機を使って音色を楽しめるようにしている。価格は1500〜5千円ほど。近年は集合住宅の増加で売れ行きは減少傾向にあるというものの、幅広い世代に根強い人気がある。
施設運営会社の宮坂守常務(59)は「音も味わいながら、お気に入りを見つけてもらえたらうれしい」。JR上諏訪駅(諏訪市)改札口の風鈴約300個の飾り付けにも協力している。