「おわら演技発表大会」で本番同様の演技を見せる部員

「おわら演技発表大会」で本番同様の演技を見せる部員

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おわらの美しさ伝える 「全国高総文祭」八尾高郷土芸能部

北日本新聞(2019年7月27日)

 佐賀県で27日に始まる全国高校総合文化祭(全国高総文祭)に向け、八尾高校郷土芸能部がおわらの練習に励んでいる。昨年の県高校文化祭(県高文祭)の郷土芸能部門で最優秀賞に選ばれ、初めて県代表として出場する。部員は「練習の成果を見せ、おわらの美しさを伝えたい」と意気込む。

 郷土芸能部は、富山市八尾地域に300年以上伝わるおわらの稽古に取り組む。普段の練習に加え、週1回は県民謡越中八尾おわら保存会の教育部から指導を受けている。

 2012年、富山で開かれた全国高総文祭に開催県枠で出場。翌年から予選に当たる県高文祭に参加し、代表枠獲得を目指してきたが、これまでに県代表に選ばれたことはなかった。「先輩方の悔し涙を見続けてきた。自分たちが最後の年に選ばれ、頭が真っ白になった」と山本琴音部長(3年)は振り返る。

 31日、舞台用に演出をアレンジした演技を見せる。序盤は静かに踊りや演奏をし、後半になるにつれ舞台に上がる部員が増え、最後は全員で輪踊りをする。今月中旬に越中八尾観光会館で開かれた「おわら演技発表大会」では特別ステージとして本番同様の演技を披露。客席からアンコールが起こるほど盛り上がった。

 胡弓を奏でる山本部長は「先輩方の思いも背負いながら、最優秀賞を目指したい」、踊り手のリーダーを務める神通舞子さん(3年)は「おわらは女踊りのしなやかさが魅力の一つ。全国の人にきれいだと認められる踊りを見せたい」と語った。

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