駒ケ根市中沢産のリンゴで造ったシードルを持つ滝沢一彦さん

駒ケ根市中沢産のリンゴで造ったシードルを持つ滝沢一彦さん

長野県 伊那路

香り良し、駒ケ根シードル 地元産、熟したサンふじで醸造

信濃毎日新聞(2019年7月27日)

 駒ケ根市中沢の農業滝沢作平さん(85)と長男の会社員一彦(いちひこ)さん(54)=東京=が中沢で育てたリンゴを使って初めて発泡酒「シードル」を造った。市内産は見かけないため試そうと、伊那市の伊那ワイン工房に醸造を委託。実が熟した、味の濃いサンふじを使った。さわやかな香りに仕上がり、「晴れた青空の下で味わってほしい」と一彦さんが「HALLE(ハレ)」と名付けた。

 作平さんは40年ほど前に桑畑をリンゴ畑にした。現在は約25アールで栽培。洋ナシやブドウ、野菜も育て、「中沢は土が良く、何を作ってもおいしい」。味のしっかりしたリンゴは人気で、首都圏などの常連客に販売している。

 例年、小さめの実はジュースに加工していた。昨年は「違うことをしよう」と、収穫などを手伝う一彦さんの提案でシードルを造ることに。昨年11月に収穫したリンゴ約200キロ分を委託醸造し、今月完成した。

 一彦さんは「香りが良く、すっきりと飲みやすい。次はもっとリンゴ感を強くしたい」。作平さんも「シナノスイートや育成中の新品種もあり、醸造してみたい」と意欲的だ。販売免許を取り、欲しい人に分けている。375ミリリットルは税込み1080円、700ミリリットルは同1620円。問い合わせは作平さん(電話0265・82・4266)へ。

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