雨空を染めた花火。「火流し」で川面も幻想的に彩られた=白岩川河口付近(多重露光)

雨空を染めた花火。「火流し」で川面も幻想的に彩られた=白岩川河口付近(多重露光)

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大輪・火流し、雨中の共演 水橋橋まつり

北日本新聞(2019年7月28日)

 「水橋橋まつり」の花火大会は27日、富山市水橋地区を流れる白岩川の河口周辺で行われ、約3千発が夏の川面を照らした。

 スターマインや音楽に合わせた花火が次々と水上から打ち上げられた。降りしきる雨にもかかわらず、大勢の家族連れやカップルらが訪れ、歓声と拍手を送った。

 花火とともに恒例の「火流し」があり、バイオ燃料を含ませた綿に火を付け、段ボールに載せて川に流した。約9千個の火が揺らめき、辺りを幻想的に彩った。

 橋まつりは1869(明治2)年、白岩川に立山橋(現東西橋)を架けるために神木を切ったことのおわびと感謝をささげ、余材で水神社を建立して祭礼を行ったとされる。祭りは151回目。北日本新聞社共催。

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