白馬村が村民と宿泊者を対象に無料で貸し出す電気自動車

白馬村が村民と宿泊者を対象に無料で貸し出す電気自動車

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白馬村、EV無料貸し出しへ 村民・村内宿泊者対象

信濃毎日新聞(2019年7月30日)

 白馬村は8月2日に、電気自動車(EV)を最長5日間、無料で貸し出す「白馬EVシェアリング」を始める。村民と村内の宿泊者が対象。二酸化炭素(CO2)の排出を抑制する事業の一環で、EVの利用促進を図る。29日、村内で開始式があった。

 村は環境省の補助金を使ってEVを普及させる取り組みを続けており、シェアリングは2年目。EV用の充電器の設置に上限4万円の助成制度も設けており、宿泊施設をはじめ村内の約40カ所に充電設備があるという。

 貸し出しはフォルクスワーゲン(VW)社のEV2台の予定。試乗した下川正剛村長は「エンジン音がなく快適」とする。事業に協力する白馬EVクラブの渡辺俊介さんは「車が無ければ生活できない地域。(EVの)複数人での所有や公共サービスにつなげたい」と話した。

 11月29日まで。月曜午後〜金曜午前の5日間か、金曜午後〜月曜午前の4日間を選ぶ。問い合わせや申し込みは村役場(電話0261・72・5000)まで。

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