甲板で景色を楽しむ見物客=金沢港沖

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護衛艦かが、石川の美搭載 金沢港沖で特別公開

北國新聞(2019年7月31日)

かがは基準排水量1万9500トン、全長248メートル、乗員約500人の海自最大のヘリコプター搭載型護衛艦。2017年3月に就役し、金沢港に立ち寄るのは同年7月以来、2度目となる。
 金沢港の沖合2キロに停泊しており、ボートで乗り込んだ見学者は最初に格納庫を訪問した。金箔(きんぱく)や加賀友禅など加賀藩の名産品や、前田家の家紋でもある梅などを取り入れた巨大なロゴマークに見入った。
 石川との縁から、艦長室は別名で「金沢の間」と名付けられており、札には金色の文字で書かれている。士官室には加賀友禅のパネルも展示され、見物客が関心深げに眺めた。石川の伝統工芸品を展示した歴史保存室や、海上での安全を祈願して白山比咩神社の分霊社もある。
 見物客はヘリなどを格納庫から甲板に運搬するためのエレベーターに乗ると、歓声を上げたりスマートフォンで動画を撮影したりした。甲板で沿岸の景色を楽しんだほか、5月に安倍晋三首相とトランプ米大統領が視察した場所に立って記念撮影した。
 艦橋では操縦ハンドルを握り、見張りの双眼鏡ものぞいた。ヘリの管制室では管制官のいすに座り、甲板を一望した。乗員の寝室や医務室なども見学した。食堂では昼食が提供され、実際に乗員が食べるメニューを味わった。この日はハンバーグやコーンスープ、ごま団子などが出された。
 自衛隊への入隊を希望する谷猪泰紀さん(17)=県工高3年=は「甲板が広くて驚いた。自衛隊員になって社会に貢献したい」と話した。かがは30日夜に、金沢港沖から移動した。

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