みそ汁を飲み比べる児童=広坂1丁目

みそ汁を飲み比べる児童=広坂1丁目

石川県 金沢市周辺 祭り・催し

味覚を鍛える こどもまち博「食育講座」

北國新聞(2019年8月1日)

 かなざわ・まち博2019(北國新聞社特別協力)の、こどもまち博「食育講座」は31日、広坂1丁目のかなざわ石亭で開かれ、親子20人がクイズに挑戦しながら豊かな味覚を身に着けるこつを学んだ。
 かなざわ石亭を運営する浅田屋の浅田久太社長が、食べ物は甘味(あまみ)や塩味(しおみ)、うまみなどの味で構成されることを教え、「味覚は12歳までに決まるといわれる。大人になるまでにいろいろな味を経験することが大切」と話した。
 児童は顆粒(かりゅう)だしを使ったみそ汁と、昆布とかつおだしのみそ汁を飲み比べた。目隠しをして鼻をつまみ、食べたグミの味を当てるクイズにも挑戦し、視覚や嗅覚が味を感じるために重要な役割を果たすことを学んだ。
 西村葉月さん(5年)は「香りがしないと味を当てるのが難しかった。おみそ汁の味が分かるようになりたい」と話した。

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