リンゴが描かれた飯田市のマンホールカード

リンゴが描かれた飯田市のマンホールカード

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飯田のマンホール、カードに 市役所で無料配布へ

信濃毎日新聞(2019年8月1日)

 飯田市は8月7日から、市内にある下水道マンホールのふたの模様を印刷した「マンホールカード」を、市役所で無料配布する。下水道事業に関心を持ってもらう狙い。国土交通省や下水道関連の企業などでつくる「下水道広報プラットホーム」(東京)が全国の自治体と連携して作っており、県内では飯田市が11番目となる。

 カードは紙製で、名刺ほどの大きさ。表面には市のシンボルのリンゴが描かれたマンホールのふた、裏面にはデザインの由来が書かれている。1947(昭和22)年、市街地を焼き尽くす「飯田大火」があり、その復興の過程で「りんご並木」が整備されたことを紹介している。

 下水道広報プラットホームによると、これまでに全国454自治体が539種類のカードを作った。全国のカードを集めている「コレクター」も多いという。市下水道課の技師、松本真介さん(36)は「下水道は生活に身近な存在だけれど、あまり日が当たることはない。下水道を大切に使ってもらうきっかけになってほしい」と話している。

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