地元ファンの前で北勝富士を下した朝乃山(右)=富山市総合体育館

地元ファンの前で北勝富士を下した朝乃山(右)=富山市総合体育館

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朝乃山、北勝富士寄り切る 大相撲富山場所

北日本新聞(2019年8月2日)

 大相撲の夏巡業「富山場所」は1日、富山市総合体育館で行われ、約5700人が迫力の取組に沸いた。平幕朝乃山(25)=富山市呉羽町出身、高砂部屋=は夏場所の優勝後、初の地元巡業で、ひときわ大きな声援を浴びた。

 県内での巡業の開催は4年連続。白鵬、鶴竜の両横綱をはじめ、序二段から幕内までの力士約120人が土俵に上がった。

 朝乃山は取組前に「会場を沸かせたい」と強調。その言葉通り、長い相撲の末、同じく平幕の北勝富士(八角部屋)を寄り切りで破った。

 県出身力士は、序二段の常川(南砺市出身、荒汐部屋)が柏王丸(時津風部屋)を寄り切った。

 相撲の禁じ手を面白おかしく紹介する「初切(しょっきり)」や相撲甚句の披露、サイン会など、観客は地方巡業ならではの催しも楽しんだ。北日本新聞社、サンライズプロモーション北陸主催。

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