■掛け声・太鼓響く
魚津市上村木で100年以上続く「上村木七夕祭」の宵(よい)祭(まつり)は6日夜行われ、屋形船みこしや神の化身「アジロ」などが練り回った。7日夜に本祭を行う。
上村木七夕祭保存会(佐渡和典会長)の会員や地元の子どもら約60人が、天狗(てんぐ)や般若など13体のアジロと上村木東交差点を出発。「ヤッサホーレンマ」の掛け声や激しい太鼓の音を響かせ、長い列を作ってあいの風とやま鉄道魚津駅前の通りなどを巡行した。
沿道には多くの住民や出身者が集まり、地元の夏の伝統行事を楽しんだ。
同祭は1913(大正2)年に少年3人が入善町の吉原と芦崎の屋形船みこしを参考に始めたとされる。