輝きを取り戻したキリコ=志賀町富来領家町

輝きを取り戻したキリコ=志賀町富来領家町

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富来・八朔祭礼 キリコ4基、輝き取り戻す

北國新聞(2019年8月10日)

 志賀町富来領家町区は、24、25日の冨木八朔(とぎはっさく)祭礼で繰り出すキリコ4基を初めて修繕した。4基のうち、高さ約9メートルと富来地域で最大の大きさを誇る1基は制作から37年が経過し、傷みが目立っていた。装飾の金箔は全て張り直し、漆も塗り替えられたキリコは輝きを取り戻し、令和初の祭礼での出番を待っている。
 高さ約9メートルのキリコは1982(昭和57)年に制作された。同様の時期に作られた高さ約2・7メートルの3基も含め、金箔や漆がはがれるなど損傷が激しくなっていたことから、富来領家町区は改元を機に、大規模な修繕を行うことを決めた。
 同区はキリコ以外にも改元に伴う事業として、地元の住吉神社の改修にも着手した。冨木八朔祭礼の本祭りで神輿(みこし)が集う神社で、2007年の能登半島地震でブロック塀に亀裂が入っていたため、安全のために取り壊し、石造りの玉垣を新設。社標も新しくした。
 11日には同神社で竣工(しゅんこう)式と慶賀祭を行い、関係者がキリコの修繕と神社の工事完了を祝う。
 キリコの担ぎ手を担う富来領家町青年会の岡真輝会長は「豪華なキリコで祭礼を盛り上げたい」と意気込み、寺井康人区長は「伝統に恥じない立派な祭礼になるように期待したい」と話した。

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