模様が折り重なって水面にたたずむ水鳥のように見えるラテアートを描く下山さん

模様が折り重なって水面にたたずむ水鳥のように見えるラテアートを描く下山さん

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豪州カフェ文化、志賀高原の地に 期間限定出店、白馬でも

信濃毎日新聞(2019年8月10日)

 山ノ内町の「志賀高原山の駅」に10〜14日、ラテアートの世界大会で優勝した経験があるバリスタの下山修正さん(39)が期間限定のカフェを出店する。カフェ文化の先進地とされるオーストラリア・メルボルンで7年間、技術を磨いた下山さん。15〜18日には白馬村内のスキー場「エイブル白馬五竜」にも出店。「オーストラリアに関係が深いスノーリゾートの地で本場のカフェ文化を伝えたい」と話す。

 ラテアートはコーヒーの上にミルクでさまざまな模様を描く米国シアトル発祥とされる技術。下山さんは2016年、米国アナハイムでの世界大会で優勝した。今回のカフェではカフェラテ(1杯500円)やカプチーノ(同)などを実演販売する。

 下山さんは岡山県美作市出身。大阪の大学を卒業、国内コーヒーチェーン店で9年間勤務した後、米国とイタリアのカフェ文化が交わるメルボルンに渡った。自身が店長を務めたカフェでは、週末に1日千杯を売り上げる人気店だったという。

 今月帰国し、大阪市でバリスタの技術と英語を教える学校を兼ねたカフェを今秋開くという下山さん。バリスタはメルボルンでは社会的地位が高いといい、「日本でも若者が志すような職業としての地位を確立したい」と話す。

 期間中は毎日、午前11時と午後1時からトークショーもある。

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