「八ケ岳生とうもろこし」のお勧めの食べ方などを説明する柳沢さん(左)

「八ケ岳生とうもろこし」のお勧めの食べ方などを説明する柳沢さん(左)

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通販で人気「生とうもろこし」 地元原村に直売所

信濃毎日新聞(2019年8月10日)

 原村の農場「HAMARAFARM(ハマラファーム)」は今月、生産している生食用のトウモロコシ「八ケ岳生とうもろこし」の直売所を、村の八ケ岳自然文化園に設けた。首都圏やインターネット通販を中心に約10万本を売った人気作物だが、村内での直売は初めて。地元の人や観光客に村の農産物の魅力を知ってほしいとしている。

 生とうもろこしはフルーツのような甘さとシャキシャキした食感が特徴。2015年には、全国の贈答品などを顕彰する「日本ギフト大賞」の長野賞に選ばれた。

 生とうもろこしはファームが主に村外向けに販売し、人気を集めてきた。昨年7月には諏訪地方の自然や文化を発信する「諏訪の国ブランド」の第1号に認定された。地元でも認知度が上がり「ぜひ実際に味わってほしい」と直売所を開くことにした。

 9日は親子連れや観光客が直売所を訪れ、生とうもろこしを試食。「甘い」と驚いた声を上げ、次々と購入した。ファーム代表の1人、柳沢卓矢さん(35)はお勧めの食べ方を説明しながら接客し「村の特産としてPRしていきたい」と意気込んでいた。

 生とうもろこしは1本350円。直売所は午前9時にオープンし、生とうもろこしがなくなり次第終了する。9月下旬まで開設。8月27日以降は毎週火曜日が休み。

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