「山の日」の11日、石川県内は高気圧に覆われて青空が広がり、白山(2702メートル)や白山白川郷ホワイトロードは、夏山の雄大な自然を満喫する人でにぎわった。
白山の最高峰・御前峰(ごぜんがみね)では、御来光を見ようと登ってきた約500人が神秘的な光景に歓声を上げた。午前5時過ぎに現れた太陽をカメラに収めた県自然解説員の宮下由美子さん(52)=加賀市=は、天気が良くひときわ美しい日の出だったとし「親子や県外から来た人が多く、良い思い出になったのでは」と話した。
「日本の滝100選」に選ばれているホワイトロードの「姥ケ滝(うばがたき)」では、行楽客が足湯を楽しみながら、日差しを浴びて輝く滝に見入った。