文字が書かれた墨書土器

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古代人の暮らし伝える 小矢部ふるさと歴史館 桜町遺跡出土品33点展示

北日本新聞(2019年8月15日)

 小矢部市埴生の小矢部ふるさと歴史館で、夏休みに合わせた企画展「桜町の古代人たち」が開かれている。地元の桜町遺跡から見つかった奈良・平安時代の須恵器や金属製品など33点が当時の暮らしぶりを伝える。9月1日まで。

 桜町遺跡は、コゴミが国内の縄文時代の遺跡で唯一発見されるなど、「縄文」のイメージが強いが、江戸時代までの出土品が見つかっている。企画展は元号「令和」の出典となった万葉集にちなみ、奈良・平安時代の器などを紹介。縄文時代をテーマにした常設展と比べると、時代の移り変わりを知ることができる。

 役職や氏名とみられる文字を記した市文化財「墨書土器」からは、文字を書く知識人の存在がうかがえる。身分を示す「帯金具」や、貨幣「和同開珎」などが並び、訪れた人が見入っていた。問い合わせは同館、電話0766(67)8122。月曜休館。

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