雨乞いの儀式「下栗の掛け踊り」で軽妙に舞う地元住民や子どもたち

雨乞いの儀式「下栗の掛け踊り」で軽妙に舞う地元住民や子どもたち

長野県 伊那路 祭り・催し

飯田・上村小児童、伝統の舞つなぐ 「下栗の掛け踊り」初参加

信濃毎日新聞(2019年8月16日)

 飯田市上村下栗に伝わり、約400年前に始まったとされる「下栗の掛け踊り」(国選択無形民俗文化財)が15日、十五社大明神であった。今年は地区の子どもだけでなく、上村小学校の児童も初めて舞に参加。伝統の雨乞いの儀式を受け継ごうと、8人が息の合った舞を披露した。

 午後3時すぎ、赤い着物を着た子女郎(こじょろう)が4人ずつ社殿に現れ、和紙で作った「紙垂(しで)」が付いたかさを太鼓や歌声に合わせて振った。

 同小では、授業の一環で「掛け踊り」を体験し、参加したい児童を募った。儀式を取り仕切る「宮元」の熊谷清登さん(80)は踊りの前、「ありがとう」と言って子どもたちとハイタッチ。終了後は「家族連れで見に来た人も多く、にぎやかだったね」と感慨深げだった。

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