野菜をエコバッグに入れて販売するメンバー

野菜をエコバッグに入れて販売するメンバー

富山県 砺波・南砺・五箇山 特産

新聞紙のエコバッグ 商品入れて提供 砺波・雄神地区の農産物直売所

北日本新聞(2019年8月17日)

 砺波市庄川町雄神地区の女性でつくる「雄神楽天塾」(泉野康子代表)は、地元の雄神集会センターの農産物直売所で、北日本新聞の紙面を使ったエコバッグに商品を入れて販売している。話題になった記事や写真を活用し、買い物客を楽しませている。

 買い物を楽しむきっかけにしてもらおうと、メンバーの水上律子さん(71)と有澤恵利子さん(56)が昨年7月からエコバッグを作り始めた。北日本新聞砺波南部販売店(松田悟樹代表)が古新聞を提供している。

 エコバッグには、大相撲の朝乃山関や米プロバスケットボールNBAの八村塁選手をはじめ、旬の話題を中心にした紙面を使っている。販売する商品に合わせて、数種類のサイズを使い分けている。

 水上さんは「どの紙面をバッグにしようか考えながら新聞を読むのが日課」と話し、有澤さんは「お客さまに喜んでもらえるのがうれしい」と話した。

 直売所では現在、地元で取れたトマトやトウガンなどの夏野菜を販売している。泉野代表は「エコバッグを活用し、リピーターとして足を運んでほしい」と話した。

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