富山市科学博物館の「夏休み恐竜探検隊」が21日、富山市花崎の大山総合体育センターなどで開かれ、参加者が化石学習を通して自然科学への関心を高めた。
同市大山地域に化石群があることを知ってもらおうと毎年開催している。この日は県内の親子23人が参加した。
水橋高校で理科を教える横井肇教諭から恐竜と化石についての解説を受け、アンモナイトの化石レプリカ作りに挑戦。アンモナイトの型を押し当てた粘土にカラフルな石こうを流し、直径約10センチのレプリカを仕上げた。
午後からは、同地域にある化石採集地を訪れ、化石観察と発掘体験を行う。