ストリートピアノを前に、「弾く人も聞く人も笑顔になってほしい」と話す広瀬章さん=新潟市中央区

ストリートピアノを前に、「弾く人も聞く人も笑顔になってほしい」と話す広瀬章さん=新潟市中央区

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上古町で誰でもピアニスト「音楽で街活性化」新潟市中央区

新潟日報(2019年8月22日)

 上(かみ)古町をピアノの音色で盛り上げよう-。新潟市中央区一番堀通町の空きガレージに、誰でも自由に弾くことができるピアノが8月24日、お目見えする。向かいにあるレストラン「ドクター可児(かに)」のオーナー、広瀬章さん(64)が、音楽を通して街の活性化につなげようと企画した。

 街や駅、空港などに設置され、誰でも自由に弾ける「ストリートピアノ」は、世界各地に広がっている。自身もチェロを演奏し、店を音楽イベントなどの会場として提供してきた広瀬さんは、以前から街を音楽で彩るストリートピアノに関心があったという。

 6月に音楽仲間が海外で弾いてきた体験を聞き、新潟でもやってみたいとの思いが日に日に強くなっていった。店で構想を話していると、常連客から「長く使っていないピアノを寄贈したい」と申し出があり、トントン拍子で実現した。

 24日は、地元商店街の「カミフル門前市」が開かれる。お披露目を控え、部品の交換など準備を進める。設置される空きガレージには、広瀬さんお手製の看板を取り付け、万国旗を飾るなどにぎやかさを演出した。広瀬さんは「この辺りは土地柄、文化施設を利用する演奏者や外国人観光客もよく通る。いろんな人が弾きに来て、古町の活性化につながれば」と力を込めた。

 利用は午前10時すぎから夕方までを想定している。今のところ年末まで続ける予定という。

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