ダンスを終え、決めポーズの練習をする団員

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楽しい「白雪姫」届ける 小矢部・めるへん劇団、24日公演

北日本新聞(2019年8月23日)

 小矢部市の市民劇団「めるへん劇団」が24日の第27回公演「白雪姫」に向けてリハーサルに励んでいる。ユーモアあふれる創作劇をつくり上げようと、21日夜も団員たちが若林公民館前の特設舞台で熱の入った練習を繰り広げた。

 めるへん劇団は市民を中心とした団員約70人が、出演や脚本作り、演出、設営など舞台に関する全てを手掛ける。市内を巡回しながら年1回開いている。

 ことしの演目は「白雪姫」で、若林公民館前の特設舞台が会場。5月に旗揚げし、7月中旬に準備をスタートさせた。同月下旬に44人の配役を決め、練習を重ねてきた。7人の小人が白雪姫を助けるシーンや、まま母の女王と鏡とのやり取りなどが見どころという。

 21日夜は小人役の子どもたちが動きやせりふを確認し、大人も交えてヒット曲「パプリカ」に合わせたダンスを練習した。山本克博団長は「ことしは練習の時間がなかなか取れなかったが、子どもたちの演技が良くなっている」と話す。

 白雪姫役の3人のうち一人を務める法邑愛美さん(22)=砺波市幸町=は「かわいく演じたい。ぜひたくさんの人に見てほしい」と本番を楽しみにしている。

 公演は24日午後7時半開演。入場無料。

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