ワールドミュージックの祭典「スキヤキ・ミーツ・ザ・ワールド」が23日、南砺市福野文化創造センターをメイン会場に開幕し、ブラジル音楽や韓国打楽器など国際色豊かな演奏が繰り広げられた。25日まで。
初日は同センター前庭で、オープニングステージがあり、ブラジルの伝統音楽「マラカトゥ」のワークショップ受講者と、市民楽団「トゥーマラッカ」が出演。世界で活躍するマラカトゥの指導者、メストレ・シャコン・ヴィアナさん(ブラジル)の歌に合わせ、軽快な太鼓のリズムを響かせた。
市民楽団「サラマレクム!」は韓国やアフリカの打楽器を打ち鳴らし、福野小学校の管楽器クラブ「気分はカリビアン」はスチールドラムを演奏した。ジャガーや芋虫などの巨大人形隊も登場し、会場を盛り上げた。
24日は午後3時から、同市福野地域中心部の通称「銀行四ツ角」でのステージ演奏後、同センターまでパレードを行う。同5時半からの「ヘリオスステージ」には、初出演となるエチオピア系イスラエル人歌手のギリ・ヤロさんや、タイのザ・パラダイス・バンコク・モーラム・インターナショナル・バンドらが登場する。スキヤキは北日本新聞社共催。